糖尿病について

糖尿病について

 糖尿病(血糖値が高くなる病気)になる方が、今、大変多く、糖尿病が原因で、失明したり、腎臓が悪くなって透析が必要になる方も大勢いらっしゃいます。糖尿病が原因で足の壊疽になり、足の切断術を受けなければならなくなる方、心筋梗塞や脳梗塞になる方も多いのです。

 なぜ糖尿病が原因でこのようないろいろな病気(「糖尿病の合併症」と言います)になってしまう方がそんなに多いのでしょうか。それは、糖尿病の初期は症状がほとんどないため、糖尿病になっているのに気がつかなかったり、糖尿病やその疑いがあると言われても検査や治療を受けずに放っておいてしまう方が多いからです。糖尿病で、血糖値が高い状態が続くと、じわじわと体中の血管や神経がぼろぼろになっていき、合併症を起こします。糖尿病を初期のうちに治療しておけば、合併症を起こすのを防ぐことができるのですが、合併症が出て初めて糖尿病と気づいたり、治療を受けはじめる方が多いのが問題なのです。

 糖尿病でも治療を継続して良い血糖値をずっと保っている方は、血管も神経も傷まないので、合併症を起こさずに、元気で長生きしていらっしゃいます。糖尿病を「万病の元」ではなく、「一病息災」としていただくために、定期的な検査による早期発見と治療の継続を是非お願いしたいと思います。

 糖尿病は放っておくといろいろな病気の原因になるため、早期発見と治療の継続が大切です。